聴心館のメッセージ

時代は変化しています

 時代は変化しています。
 今まで時代を支えてきた生き方
 「まじめに一生懸命に」
 この生き方が通用しない時代になりつつあります。
 1000年という時間を超えて
 「安心・確信」
 という新たな生き方が
 要求される時代になっています。
 このメッセージをあなたにお伝えしたいと思います。
「まじめに一生懸命に」という生き方
 現代社会においては,「まじめに一生懸命に」ということが大切なこととされています。 企業においても,役所などの組織においても,その中を生き抜いていくための必須事項として考えられています。 このため,私たちは,幼少期から「まじめに一生懸命に」という生き方を躾けられてきました。 将来は,企業や役所などに勤めて生計を立てていくために,必要なこととして学んできたのです。 言いかえるならば,「まじめに一生懸命に」ということ以外に,私たちは幸せになる生き方というのを,何も教えられていないといえるでしょう。

 さかのぼれば,1000年ほど前,平安時代の末期に武士階級が歴史に登場してきた頃に, 「まじめに一生懸命に」という生き方の起源が求められるでしょう。 武士達が,殿様のために「まじめに一生懸命に」仕えることが要求されてきた。 さらには,殿様より賜った領地を「一所懸命に」守ることが大切とされてきた。 こうした生き方が,親から子へ,子から孫へと代々伝えられてきた。 明治維新や太平洋戦争といった時代を超えて,現代社会に至るまで,脈絡と伝えられてきたのです。

 1000年の時を経る中で,「まじめに一生懸命に」という生き方が変質を遂げてきています。 「まじめに一生懸命に」ということが当たり前とされる中で,物事の表面的な概念として変質しつつあるのです。 実質的な成果が出ていなくても,形式上あるいは表面的な意味で「まじめで一生懸命に」ありさえすればいいという形ができあがってきたのです。

時代は変化しています
 今,この生き方が大きく変化を遂げる時代になっています。 「まじめに一生懸命に」していれば良いのか,それを問うという本質的な意味を追求する所まできています。 「まじめで一生懸命で」あれば,実質的な成果が出ていなくとも構わないのでしょうか? 形式的に「まじめに一生懸命に」していれば,問題ないとされるのでしょうか?

 奇しくも企業や役所では,「まじめに一生懸命に」ではない方向に舵を取り始めています。 残業しないこと,仕事の効率化を図ることが推奨されているのです。 必要以上に時間をかけて仕事をこなすことが,問題視されるようになっています。 長時間労働が,ブラック視されるような状態になっています。

 では,これに変わって何を基本に考えていけば良いのでしょうか? 「まじめに一生懸命に」とは違う生き方として,「不まじめに手抜きをすること」が求められているのでしょうか? そうではありません。「まじめや一生懸命」をほどほどにすることが求められているのです。

新たな生き方への変化が必要です
 次の時代に求められてくる生き方とは,何なのでしょうか? 表面的な面での「まじめさ」「一生懸命さ」に変わって求められていること, それは,本質的な部分での「誠実さ」であり「優しさ」であり「創造性」や「受容性」といったことなのです。 これは,「豊かさ」「美しさ」つまり「心の豊かさ」「心の美しさ」ということでもあります。 実質的に,やっている仕事や作業に変化はないかもしれません。 しかし,仕事や作業をこなしている姿勢が「まじめに一生懸命に」ではなく,その本質に「誠実さ」や「創造性」が求められているということなのです。

 バブルがはじけた時代のひとつの例で見てみましょう。 金融機関が企業に対して融資した資金を「貸しはがし」していたことがありました。 この時,金融機関のスタッフは,「まじめに一生懸命に」貸しはがしを行なっていたはずです。 しかし,別の面から見たときに,この行動に「誠実さ」「優しさ」「創造性」はあったのでしょうか? この結果,企業は,企業内に資金をプールするようになり,金融機関の融資先がなくなってしまった。 今,金融機関は大きく業態変換を求められるところまできています。 時代の流れをとらえられなかったひとつの例といえるでしょう。

新たな生き方としての「安心・確信」
 「誠実さ」「優しさ」「創造性」といったことを深く考えていくと,さらに深いものが見えてきます。 そこに登場してくるのが「安心する・確信する」という生き方です。 「誠実さ」「優しさ」「創造性」といったことを実践していく中で, 自分の置かれた状況がどんなに苦しい状況,つらく厳しい状況にあったとしても, 本音の心だけは「安心して」いられる,自分自身のことを信じて「確信して」いられるということが求められています。

あなたは今,自分の内側にあるものに安心できていますか?
つらい状況の中でも,自分のことを信じて確信することができますか?

 時代が新たなものに変わっていく中で,私たちは今,改善治療を通じて, 「安心する・確信する」ことを身につけていくよう時代を進めています。 自分の性格やネガティブ思考,うつや対人恐怖などの症状に苦しむ多くの方が, その状態や症状を改善して,楽になっている実績があがっています。