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【事例】セカンドライフ

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【セカンドライフ】定年退職したが老後を考えると心配





  ……井上さん(仮名 66歳男性)の場合

 井上さん(仮名)は66歳。65歳定年制の会社を勤め上げ,昨年,定年退職したばかり。現在は年金で悠々とした生活を送っている。ご自身はすこぶる健康なのだが,奥様はもともと身体が強い方ではなく,天気の悪い日が続くと床に伏せるような生活が続いていた。

 ある日のこと,具合の悪い奥様を総合病院に連れて行き,検査の間に,病院の待合でいろんな方を見ていてふと感じたそうである。あと10年くらいしたとき,もし妻が先立つようなことがあったら,自分が身寄りのない老人1人になってしまう。幸い住む家と何とかやっていけるだけの収入はあるが,寝たきりになったり認知症になったらどうするのだろうか。何百万の大金を払って老人ホームに入るのもちょっと危険な賭のような感じがする。後は年金だけになってしまうから。

 今から老後に備えて,また,仕事をした方が良いのでしょうか? どうすればいいのでしょう。

【定年後のセカンドライフについて】

 高齢化社会になり,セカンドライフがクローズアップされてきています。急激な高齢化のため,いろいろな面での制度や施設,システムはまだまだ未開拓といった状況ですが,一歩ずつ良い方に向かっていることも確かです。地域のコミュニティというレベルで,横のつながりを意識してみるのもひとつの方法です。

 あとは,そうした状況を悲観的に見るのか,肯定的に見るのかということです。そんなとき,カウンセリングが有効です。そしてまた,認知行動療法は,介護や看護,高齢者の認知症,健康管理,学校や職場の不適応,果ては人格障害や犯罪者更生にまで応用されています。すべてに万能というわけではありませんが,認知・認識を変えるという意味では有効な手段です。

カウンセリングを続けたところ・・・・






 井上さんは,カウンセリングを定期的に行なうことによって,少しずつ明るさを取り戻して来ました。それが奥様にも良い影響を与え,幾分か状態が良いというお話でした。また,井上さん自ら,地域のボランティア活動に参加するようになり,そこで知り合った方々には,介護に詳しい人やお役所の情報に詳しい人がいて,心強く思ったと報告してくれました。

※カウンセリング結果には個人差があり,全ての方に
事例のような結果が得られる訳ではありません。


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